院長の携帯がない!!
2013年12月16日
私は在宅主治医として約57人位の在宅患者をもっている。 その時必要とするのが私の携帯である。 「あっ 先生ですか?今大阪ですか?」 「私は今顔がむくれて頭がくらくらして!!」 「あっ 先生ですか?私は今熱が出て眼がくしゃくしゃに…これって風邪ですか?」 時々大阪にいる時(土曜日)こんな電話でクリニックから転送して携帯にかかってくる。 私はそこから7時頃に車で与謝野町に向かいます。 車は一路舞鶴若狭道。 北へ北へ。雪の時は検問でスノータイヤかどうかいちいちチェックされる。 北へ向かいます。 北へ。山を越え、また山を越え、約4時間半車の中。 その時、時々車の中に「携帯がない!!」 困った。堺の自宅に忘れてきたか? 時々患者さんの暖炉の下にゴロリと落ちたまま私のもとに帰らないこともある。 携帯は私の命。命。大事な命である。 大阪の北新地で家内とはぐれた時も携帯がない! おまけにコンタクトも落とした!! もう何も見えない。困った。困った。